下げ三法 下落サイン

休むも相場

チャートを見ると、下落途中で出た大きな陰線のあと、小さな陰線または陽線が3本出ても、先の大きな陰線の値幅内に収まり、下げ一服になるが、直後大きな陰線が出て下落していくケースです。この形のチャートが出ると、株価下落はまだ止まっていないと判断できます。

酒田五法の三法とは、「売るべし、買うべし、休むべし」の三つを指します。投資には、休むことが大事です。持ち株無しの期間を作って充電することも必要です。

4本目のローソク足に注目

株価下落過程でこのチャートが出ると、下げ一服になるが、その後に出るローソク足が陰線だと、さらに下げる確率が高くなるので、下げ一服局面では投資を見送りです。まずは、4本目のローソク足がどちらに向かうかを見極めます。

リーマンショック時、日経平均株価は、世界金融危機、業績下方修正、円高から、2008年9月に入ると急落した。チャートを見ると、まず7日連続で前日の安値を更新(8日連続なら[新値八手安値]と言われている)、そして[三川宵の明星]と、強い株価下落のサインが連続して出現。

その後、株価は買戻しを中心に3日間上げて、下げが一服したが、翌日は売りに押されて、チャートの形はきれいな[下げ三法]を形成した。日経平均はさらに急落、10月24日には、バブル後安値(7607.88円)に数十円にまで迫る7,649.08円まで下げました。

下げ三法チャート

このチャートの特徴は、大きな陰線のあと、小さな陰線または陽線が3本出るので、このとき3本とも陽線だと、チャートの形が[赤三兵]と同じになり、株価上昇と勘違いする時があります。3本の陽線の長さや位置、4本目が陰線なのか陽線なのか、また株価の位置などをよく見てください。「休むも相場なり」の格言もあり、無理をしないことです。